「表」のテーマはストレート、「裏」のテーマは変化球、着地点はどちらも一緒

表のテーマはストレートに教科書通りの意味。
裏のテーマは目を引くようなタイトル。

具体例は以下の記事をお読みください。

表のテーマ「バランス食」、裏のテーマ「腸内環境」

バランス食と腸内環境の内容を表にして確認してみます。

バランス食

主食ごはん、パン、麺類、もち など
主菜肉(牛、豚、鶏など)、大豆、卵 など
副菜野菜、海藻、きのこ など
果物手に入れやすい旬のものが理想
乳製品牛乳、チーズ、ヨーグルト など
副菜は2品が理想

腸内環境

麹菌味噌、醤油 など
酵母菌 味噌、醤油 など
乳酸菌チーズ、ヨーグルト、漬物、
キムチ、ヤクルト菌 など
納豆菌納豆
酢酸菌
火に弱いので生食することが多いので衛生面に注意

表のテーマは「バランス食をとってほしい」、そのためにバランス食の取り方や効果を説明する。

腸内環境を良くする食べ物の例として、乳酸菌や酵母菌などを含んだ発酵食品+食物繊維が良いとされています。

発酵食品の代表的な例として、納豆、キムチ、ヨーグルト、味噌などがあります。食物繊維の代表的な例は、野菜、果物、きのこ、海藻などがあるでしょう。これらを組み合わせることで腸内環境が良くなり、免疫力を上げて身体の調子が良くなることが期待できます。

具体的な食事を考えてみましょう。バランスの良い食事とは主食、主菜、副菜、果物、牛乳・乳製品を揃えた食事です。先ほど出てきた発酵食品を見ると、納豆=主菜、キムチ=副菜、ヨーグルト=乳製品、味噌は味噌汁として副菜に貢献できます。ごはん、わかめと大根の味噌汁、納豆、キムチ、オレンジ、ヨーグルト、立派なバランスの良い食事が取れました。海苔やネギを加えるとさらにバランスが強化されます。

表のテーマが腸内環境に対して、裏テーマはバランス食という図式です。

「腸内環境を良くする食べ方」などと書いてあると興味を引き、知りたい、聞いてみたいということで傾聴状態にしやすくなります。腸内環境の話をまとめると、実はバランス食に似ていた。腸内環境を良くする食事は、バランス食と和食を組み合わせると達成しやすいのです!という裏テーマにつながるのです。
真正面からバランス食の話を熱弁しても、ほとんどの人が知っているので聞く耳を持ってもらうことが難しいテーマの一つとなっています。聴衆に「腸内環境に良い食事って特別に言うけど、バランス食とほとんど同じじゃないか。でもやっぱりバランス食って大事なんだ」、これをゴール設定にすると良いのです。そうなるとストーリーは自ずと決まってきて、あとは話し方を練習するだけとなります。裏テーマは話のオチ、裏話、笑い話などさまざまな使い所があり、「差別化」として重宝します。